「どん底時代のことほど記憶に残る」

 

本日の日本経済新聞朝刊のコラム「春秋」は、次のような書き出しです。

「スポーツジャーナリストの二宮清純さんによれば、選手に一番印象に残っている言葉を聞くと、例外なく調子の悪いときかけてもらった言葉を挙げるという」

レッドソックスの松坂大輔投手が、故障者リストに入り調整中です。

気温32度、高湿度のなか、球団から渡されたメニューに独自の自主トレーニングを追加して、「高校時代を思い出した。暑いのは大丈夫」とがんばっている姿をニュースは伝えています。

昨年の飛ぶ鳥を落とす勢いから、一転して、今年前半戦で「最も期待を裏切った投手」に選ばれてしまったのです。

松坂選手のような天才であれば、自らこの窮地を抜け出すことが、きっとできるように思えます。しかし、われわれ一般人には、なかなか難しい面もあるのではないでしょうか。

であれば、せめて、どん底に陥っている人に、勇気を与えられる言葉をかけてあげたいものです。

状況によっては、話をじっくり聞いてあげるだけでもいいのかもしれません。あるいは、日経のコラムにもあるように、二宮氏が気に入ったと言っている言葉、「さあ、一緒にお茶でも飲もう」と、さりげなく声をかけてあげるのがいいのかもしれません。

しかし、よく考えてみると、落ち込んでいる人に適切な言葉をかけてあげることほど、難しく、しかも大切なことはないように思えます。私自身、そのような言葉で救われたことを思い出してみると、ありがたさが身に染みて分かってきます。

 

 

 

 

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