「商売というのは損したりもうけたりしながら成功するという考え方があるが、それは誤りだ」

 

松下幸之助さんの書籍を再読していたら、この言葉にであいました。

さらに、「うまくいかないのは運でもなんでもない。経営の進め方が当を得ていないからだ」と、一刀両断に切り捨てています。

これらの言葉をかみしめつつ、少し考えてしまいました。

成功するまで、10年、20年とかかる研究もあります。

例えば、エジソンは白熱電灯のフィラメント素材に竹が適切であるとの仮説を立て、1200種類もの竹を探してやっと京都の孟宗竹にたどりついたのです。

この間の努力は、けっして無駄ではなかったわけです。

さらに、企業が成長すれば扱う商品の数も加速度的に増えていきます。

これらのすべてに成功し、すべての商品で利益を出すのは、不可能なことに思えます。

しかし、10年、20年と利益が出なければ、企業は成り立っていきそうもありません。

そう考えてみて、いま、僣越(せんえつ)ながら松下幸之助さんに質問することができたら、次のような答えが返ってくるのではないか、と勝手に想像してみたのです。

「研究や商品開発には試行錯誤が必要ですし、それが成功のためのプロセスでもあるわけですが、経営に試行錯誤があってはならないのです。経営は、国家にしても、企業にしても、当を得た計画にもとづいて行わなければなりません」

いかがでしょうか。

もっと適切な答えをお持ちの方がおられましたら、ぜひ、投稿していただきたいのです。

 

                    (「松下幸之助 夢を育てる」日経ビジネス人文庫、36ページから引用)

 

 

 

 

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