高校野球で甲子園に進めるのは、わずかに49校。
地方大会で負けたおよそ4000校が、すでに夏の夢を「挫折」という形で終えている。
そして、その49校も1校を除いてすべて敗退する。
しかし、それでもなお挑戦を続ける情熱と潔さが、なんとも好ましい。
『「ひとつは夢を持てること、ひとつはきちんと挫折を経験できること」。高校野球の素晴らしさをこう説いたのは野球解説者の江川卓さんだ』
ものごとの結果ではなく過程の大切さ、そして情熱の意義、挫折の意義を、これほど教えてくれるものも少ない。
(朝日新聞、平成21年8月8日朝刊、「天声人語」より引用)


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