「何もかも不足していた時代のほうが、幸せだったような気がするのはなぜか」

 

この言葉にであって、戦国時代の大名が行ったという、ある仕置きを思い出しました。

隣国大名の子息が人質として差し出されると、その子が将来立派な武将に成長しないよう、3つの贅沢をさせたというのです。

欲しい物は何でも与える。決して叱らない。若い美女をはべらせ、好き勝手にさせる。

このようにして育ったダメ殿が、将来隣国の主になれば自国は安泰と考えたのです。

いまの日本は、恐ろしいほどこの状態に似ているように思います。

物があふれている。本気で叱ってくれる人は、ほとんどいない。男女交際は低年齢化し、ほぼ完全な自由状態といっていい。

むしろ、戦後の「何もかも不足していた時代」を幸せだったと感じる心こそ、大切なことに思えてきました。

 

             (タイトルの言葉は、日本経済新聞、平成13年8月9日朝刊、コラム春秋から引用)

 

 

 

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