2009年10月アーカイブ

 

北京五輪シンクロ・チーム石黒由美子選手の言葉です。

石黒さんは小学2年のとき、交通事故で手足の骨折に加え、顔面を540針も縫う重傷を負ってしまいます。

病室のテレビで見たシンクロの演技に希望を見いだした石黒さんは、小学3年から演技を開始。網膜剥離、難聴や顔面麻痺の後遺症とたたかいながら、練習に明け暮れたのです。

しかし、念願だった04年のアテネ五輪代表を逃し、夢をあきらめかけ、1年半のブランクを経験します。

そこから、再び夢を追う石黒さんの猛練習が開始されたのです。、

07年には、スイスオープンで優勝。

そして、ついに北京五輪代表の座をつかみました。

石黒選手の言葉、もう少し長く紹介します。

「人生って、いろいろあるから面白い」、「(運命の)振り子の振れる量が大きければ大きいほど、苦しいことも大きいけど、いいことだって大きい」、「夢は障害を持った人に勇気を与えること」

 

                      (平成21年10月29日放映、テレビ番組「アンビリーバボー」より引用)

 

 

 

 

 

俳優、渡辺謙さんの言葉です。

渡辺さんは学費等の問題で大学進学を断念し、劇団を3カ月で退団した経験をお持ちです。

ご存じのように、その後、二度の急性骨髄性白血病発症を克服してきました。

このような暗い影を感じさせないエネルギッシュな活躍で、ゴールデングローブ外国語映画賞を受賞(対象作品『硫黄島からの手紙』)。表彰式で壇上のクリント・イースト・ウッド監督に、「偉大なるケン・ワタナベに敬意を表したい」と言わしめたのです。

渡辺さんの言葉、もう少し長く紹介します。

「若いときは理不尽なことばかりだった。でも、こんな仕事無駄だと思ったことが、今振り返ると思わぬ鉱脈につながっていた。だから若い人には歯を食いしばって、まず一つところを掘ってみろと言いたい。きちんと仕事をしたら必ず自分に戻ってくる」

 

                                (日本経済新聞、平成21年10月28日夕刊より引用)

 

 

 

 

 

 

楽天イーグルス野村監督の言葉です。

批判されることも多かった野村監督ですが、さすが名将。

最後に、すごい言葉を残してくれました。

クライマックス・シリーズに残ったのも球団史上初めてですが、全試合終了後、戦った両チームの選手から胴上げされたのも史上初のことだと報道されています。

私は東北出身なので、当然、楽天ファンです。

野村監督のおかげで、いい選手がいっぱい育った楽天球団。来年からますます楽しみです。

野村監督が「人を残すは上」と言ったのは、野球に対してだけではなく、むしろ、人生や国家に対してではないかと身を引締めつつ、楽天の活躍を見守っていきたいと思っているのです。 

 

                      (テレビ番組、報道ステーション、平成21年10月26日放映より引用)

 

 

 

 

郵便配達員の方の言葉です。

昨日、我が家に書留郵便が届きました。

配達してくれた方がヘルメットを脱いでいるので、礼儀でしているのだと思い、「濡れるからかぶってください」と声をかけたのです。

「しずくがたれて、郵便物が濡れるから」と、笑顔が返ってきました。

「雨の中たいへんですね。いつもご苦労さまです」と、さらに声をかけました。

すると、次のような言葉が返ってきたのです。

「雨の日の仕事は楽しいです。どうしたら郵便物を濡らさずに配達できるか、考えることができるので」

20代後半でしょうか。

南国出身者かな、と思える顔だちの精悍な青年です。

私はしばらく、こんなに素晴らしい若者もいるんだなと思いながら、遠ざかるオートバイの音を聞いていました。

 

 

 

 

ドラッグストアチェーン、株式会社サンドラッグ社長、才津達郎さんの言葉です。

才津さんは、むずかい問題にぶつかると、「それをどうやって解決していくか」を考えることができるので、うれしくなると言うのです。

なんとも前向きな発言。才津さんのこの言葉に、私も思わずうれしくなってしまいました。

これこそ、発想の転換ですね。

むずかしい問題をトラブルと考えずに、パズルのように楽しむものだと考えられれば、こんなに強いことはないのではないでしょうか。

才津さんは、「親にも先生にもほめられたことがなかった」けれど、就職した会社で、「おまえは仕事が早いね」と人生で初めてほめられたと言うのです。

それから「仕事が毎日楽しくてしょうがない」状態が続いて、ついに年商3000億円をこえる企業を経営するまでになったのです。

才津さんの生き方、励みになりませんか。

 

                                      (テレビ番組、「カンブリア宮殿」より引用)

 

 

 

 

 

 

米国のストレス・コンサルタント、リチャード・カールソンさんの言葉です。

彼のベストセラー、「小さいことにくよくよするな!」(サンマーク出版刊)の続編、「小さいことにくよくよするな!2」からの引用です。

過剰な欲望が苦しみを生むとは、釈迦の教えとも通じます。どうやらこの思想は古今東西共通のようです。

カールソンさんの言葉が素晴らしいのは、ならばどうしたらいいのかとの処方箋まで示していることです。

カールソンさんの言葉、もう少し長く紹介します。

「期待を少し手放すことは基準を下げることとはちがう!」、「目標は人生の質を高めること、つまらないことに支配されないことにある」、「期待を少し手放すことで、あるがままの人生をもっと楽しむようになり、こうあってほしいと、あがく度合いが減るだろう」

 

 

 

 

 

米国の著名な心理学者、デヴィッド・シーベリーさんの言葉です。

この言葉にであったとき、私の行動をそのまま言い当てられているように感じました。

考えてみれば、いくらトラブルにこだわっていても、いいことは何もないのです。

確かに、すべてのエネルギーをトラブルに打ち勝つためだけに使えば、状況は変わってくるかも知れないのです。

シーベリーさんの言葉、もう少し紹介いたします。

「だれにとっても、面倒なことはしょっちゅう起こる」、「面倒な体験から何を学ぶ必要があったか知ろうとすること」、「多くの窮境は打ち負かすのではなく、わたしたちがより大きく成長することによって乗り越えられる」、「自分が考えているほど、自分はほんとうに混乱しているのか、自問してみること」

 

          (デヴィッド・シーベリー著「自分に負けない生き方」(加藤諦三訳)三笠書房刊より引用)

 

 

 

 

 

アテネ・オリンピック、アーチェリー銀メダリスト、山本博(やまもと・ひろし)さんの言葉です。

山本さんがロサンゼルス・オリンピックで銅メダルを獲得してから銀メダルまで、20年の歳月が流れています。

まさに、「結果が保証されない」20年であったのです。

昨夜放映されたNHKテレビ「クローズアップ現代」で、山本さんは、次のように述べています。

「スポーツの素晴らしさは、結果が保証されないことなんで、そこが、夢の大きいところなんですね。年齢問わず、いつまでも夢を追って、皆さんがんばってほしいと思いますね」

さらに、「これから20年かけて金を目指します」と、ご自身の公式ホームページで語っているのです。

何につけても保証を求める風潮が強い昨今、「結果が保証されていないからこそ夢がある」とは、なんと素晴らしい響きのある言葉でしょうか。

 

 

 

 

米国の能力開発研究家、デニス・ウェイトリーさんの言葉です。

ウェイトリーさんは、プロスポーツ選手、宇宙飛行士、経営者などに対して、多くの指導実績があります。

この言葉のとおり、人生の成功者は、ほとんど例外なく自分を肯定的に考え、自分の能力を信じているようです。

そして、逆に、自分を肯定的に考えられるほど、また、自分の能力を信じられるほど成功の可能性が高まるとも言えそうです。

ウェイトリーさんの言葉、もう少し長く紹介いたします。

「常に世の中の推移に気を配り、自分の世界を広げる努力を惜しんではならない。世間の動向は自分にどうかかわり、また、「いま、自分は何ができるのか」と問うことが成功への第一歩だ。成功する者は、自分には多くの可能性があることを信じている。そして、どうしたら自分の能力を生かすことができるのかを探っている」 

                                                                                 (デニス・ウェイトリー著、「成功の心理学・勝者となるための10の行動指針」ダイヤモンド社刊より引用)

 

 

 

佐世保の新井さんからのメールにあった言葉です。

いやなことから逃げてしまう生活や仕事を続けていると、仕事や生活そのものが「いや」になってしまいます。なぜなら、逃げることは、解決しないことにつながるからです。

新井さんのように、「いやなことからは逃れられない」と看破して、いやなことに立ち向かえば向かうほど、すがすがしい気持ちになれることが多いように思います。

そうは言っても、簡単に解決できないからこそ、「いやなこと」なのだと思います。そんなとき、私は自分に言い聞かせるのです。

一気に解決しようとしない。とにかく何かを始めてみる。

そうこうしている内に、解決の糸口が見つかったりすることが結構多いものです。

新井さんのメール、もう少し長く紹介します。

「いやなことからは逃れらない、という言葉を最近実感します。それはさておき、きょうも仕事を1日エンジョイします!きょうはいい日です!お日さまがあたたかい!」

 

 

 

 

 

 

千葉ロッテマリーンズ前監督、ボビー・バレンタインさんの言葉です。

結果は後からついてくるとは、スポーツの世界でよく耳にする言葉です。しかし、バレンタインさんのこの言葉が、とりわけ心に響くのはなぜでしょう。

前半の「プレイをエンジョイするようになれれば」に、理由があるように思えます。

プレイを、「仕事」や「勉強」に変えれば、そのまま業務や勉学に通じます。

私は子供の頃から天文ファンですが、新しい彗星を発見するのがほとんどアマチュアであるのも、「エンジョイ」しながら観測しているからではないか、と考えています。

バレンタインさんの言葉、もう少し長く紹介します。

「ホームランという結果を喜ぶのではなく、投手を研究し、練習を重ねた結果、最高のスイングができたことを喜ぼう、というのが『エンジョイ』の意味なのです。プレーをエンジョイすようになれれば、結果はついてくるのです」

 

                                 (朝日新聞、平成21年10月14日朝刊より引用)

 

 

 

 

 

ユニクロを展開するファーストリテイリング会長兼社長、柳井正さんの言葉です。

日本にはすべてのものがあるが、希望だけがない、と書いた作家がいます。

しかし、柳井さんの言葉のとおり、「希望は自分でつくる」ものだとしたら、努力次第でどうにでもなるようにも思えます。

希望が持てないと嘆いている多くの人々にとって、たいへん勇気づけられる言葉に感じられたのです。

柳井さんの発言、もう少し長く紹介します。

「人間、希望がなければ生きられない」

「希望は自分でつくるもの」

「人間、いい加減位がいい」、「いい加減じゃないと夢は持てない」、「成功した人はだいたいいい加減だ」

 

                      (NHKテレビ、平成21年10月10日放映「経済ビジョンe」より引用)

 

 

 

鳶(とび)職人、桐生五郎さんの言葉です。

桐生さんは、NHK『プロジェクトX~挑戦者たち~』シリーズ、『東京タワー恋人たちの戦い』に出演。米国での放映後、ニューヨークにファンクラブが出来るほど有名になった方です。

桐生さんの言葉で私が注目したのは、面白いから夢中になるのではなく、惚れて夢中になるから面白さがわかってくると発言している点です。

「まずは目の前の仕事に惚れて、夢中でやってごらん」と桐生さんが言っているように感じるのです。

桐生さんの言葉を、もう少し長く紹介します。

「俺はね、鉄棒のしり上がりもできなかったし、高い所は嫌いだったの。でもね、いい親方と出会って、怒鳴られながらやってるうちに、おもしろくなったんだよ。仕事は惚れて夢中になんないとおもしろさはわかんないよ」

 

                 (スクラップ整理の続編です。朝日新聞、平成13年4月13日夕刊より引用)

 

 

 

 

 

登山家、野口健(のぐちけん)さんの言葉です。

挑戦することの大切さを説く言葉は沢山あります。しかし、とりわけ、この野口さんの言葉は心に強く響きます。野口さんの挫折体験のなかから滲み出た重みがあるからではないかと思います。

ところで、希望は何によって生まれるのでしょうか。私は挑戦によって生まれるのではないかと考えてきました。

野口さんの言葉、もう少し紹介しましょう。

「「君たちはやろうと思えば何でもできる」。冒険家の植村直己さんが北米のマッキンリーで消息を絶つ直前、米国の子供たちに残した言葉です。判断に迷うときはいつもこの言葉を思い起こします」、「人生にリスクはつきものですが挑戦をやめたら何も残りません。「あきらめない」ことの大切さを植村さんの生き方から学びました」

 

                           (日本経済新聞、平成21年10月2日金曜日夕刊より引用)

 

 

 

 

作詩作曲家、小椋佳(おぐらけい)さんの言葉です。

昔の話ですが、かつての職場の仲間で、こんなことを私に語ってくれた方がいました。

「人生最大の出来事は、それまでの価値観がずたずたに崩れ落ちてしまったことですね」

なぜ価値観が崩れ落ちたのか、それでどうなったのかについては、記憶がありません。

考えてみると、現代ほど多様な価値観が容認されている時代はなかったのではないでしょうか。しかし、このことが自由の源泉になると同時に、迷いや生きづらさの遠因にもなっているように思えるのです。

小椋さんは、続いて次のように語っています。

「一口で言うと、正義については語れるが、価値については語れないというのが僕なりの結論です。そうは言っても、みんな(価値の)選択をしながら生きているのですけどね」

 

             (スクラップ整理の続編です。日本経済新聞、平成14年11月25日夕刊より引用)

 

 

 

 

弁護士で小説家の牛島信(うしじましん)さんの言葉です。

この言葉にであった時、私が長年抱いてきた「居場所の違和感」を共有してくれている方なのだと感じました。

無理して居場所を求め、周囲と合わせていけばいくほど、居場所はここではないという違和感が迫ってくるような経験、ありませんか。

「なぜ、小説を?」との問いに牛島さんは、次のように答えています。

「弁護士としての役割を果たすだけでは全うできない、自分の何か。自分を突き動かしているその何かを、のぞいてみたかったから。いまいるところに本当の自分がいないような気持ちって、誰しもあるんじゃないですか」

 

                 (スクラップ整理の続編です。朝日新聞、平成20年2月16日朝刊より引用)

 

 

 

 

執筆者プロフィール

田村仁の著書

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