「世に生を得るは事を成すにあり」

 

坂本竜馬の言葉として、作家、司馬遼太郎さんが著書のなかで紹介しています。

現代語に訳すと、「この世に生まれるのは、仕事をするためである」となりますが、ただの仕事ではなく「大切な仕事」、「自分にしかできない仕事」と考えたほうがいいように思います。

司馬さんの著作、「竜馬がゆく」では、薩摩と長州の同盟締結を成功させた竜馬が、寺田屋で幕吏の襲撃にあったあと逃げ延び、護衛役をしていた三吉慎蔵との会話のなかで語られます。

以下、「竜馬がゆく」からの引用です。

「坂本さんの覚悟はなんですか」

と、慎蔵はきいた。生死観のことである。

竜馬はちょっと考えてから、

「そんなものはないようだ」

といった。

「生死などは取りたてて考えるほどのものではない。何をするかということだけだと思っている。世に生を得るは事を成すにあり、と自分は考えている」

「事とは何ですか」

「しごとのことさ。仕事といっても、あれだな、先人の真似ごとはくだらぬと思っているな。釈迦や孔子も、人真似でない生きかたをしたから、あれはあれでえらいのだろう」

 

 

 

 

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