「愛情の浅い深いは、愛する対象が原因ではない」

 

心理学者、加藤諦三さんの言葉です。

「犬を愛する能力が欠如している人間は、雑種を嫌う。血統書付きの名犬を散歩につれていこうとする。しかしトイレの世話はしない」、「犬が可愛がれるかどうか、喜んで世話されるかどうかは、犬に原因があるのではなく、犬を飼う人の、犬を愛する能力にある」、と加藤さんは語っています。

これを親子関係に置き換えてみると、次のようになります。

「親の愛情とは、子どもによって生まれてくるのではない。もともと親のなかにある愛する能力が、子どもに触れて、現実化してくるものである」

しかし、「親が喜んで自分を愛してくれなかったのは、自分が愛するに値しないからだと間違って感じてしまう」、「幼い日自分が失望されたのは、自分に価値がなかったからではなく、失望した人自身が自分に失望していたからにすぎない」

このことをはっきりと自覚するだけで、多くの方が救われるように思えます。

 

                               (加藤諦三著、「自分を嫌うな」三笠書房刊より引用)

 

 

 

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コメント(1)

幼い頃の自分を思い出しました。
母は、「鉄棒」が苦手だった私を嫌っていると思い込み、悩みました。「鉄棒」はどうしても苦手で、その見返しにと「マラソン」を覚えました。でも、母にはいつも「運動の苦手な子」とレッテルを貼られ、そんな母を憎んだ時期もありました。憎んでいた時の自分は、体育の時間は、いつも見学か、校内にいなかったように思います。
完全に「逃げ」でした。
母を憎むより、もっと「鉄棒」の練習をすればよかった。
「鉄棒」の苦手な自分をもっと大事にすればよかった。
ブログを読んで、懐かしくもなり、楽にもなり、
駄目な自分を少しだけ「認めよう」と、思いました。

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