冒険家、植村直己さんの言葉です。
植村さんは、モンブランとキリマンジェロの単独登頂に成功したあと、1968年、南米の最高峰アクアコンガ単独登頂を成功させたのです。
そのときの言葉です。
「やったぞ、やったぞ!プラサ・デ・ムーラスを出発してわずか十五時間十五分。きょうまで誰がこんなスピードで登ったろう。登山はタイムを争うスポーツではないから、こんなことにどんな意味があるかと思ったりはするが、こうしてひとつの目標に向かってすべてを傾けるのはすばらしいことだ」
日本の若者たちに、ぜひ聞いてほしいことがあるのです。
君たちは大いなる可能性を秘めている。大きな希望を抱くこともなく、チャレンジすることもなく、一生を終わってしまうとしたら、こんなにもったいない人生はない。世界のどこかに、君を受け入れ、君の才能を伸ばせる所が必ずある。君にはいくつものチャンスがある。いまからでも遅くはない。そのチャンスに向かって、大きく羽ばたいてほしい。
(植村直己著「青春を山に賭けて」文春文庫より引用)

