2010年11月アーカイブ

 

株式会社堀場製作所の最高顧問、堀場雅夫(ほりば・まさお)さんの言葉です。

「まず、自分をすべて放り出さなかったら、相手や上司はいったいこいつは何を考えて、どう思っているのか分かりません」

「まず、わがままを出すことです。わがままがない人は、人間として何もないということです」

「逆に上司の立場になったときは、部下のわがままをきちっと受け止めて、そのなかから会社にとっても、その部門にとってもいいものであれば、それを通してあげたらいい。抑えなければならないときは、抑えればいい」

と堀場さんは語っています。

「わがままを言うな」と批判する人は、その言葉自体が、わがままであることに気づいていないのではないでしょうか。

 

                                (堀場雅夫著「出る杭になれ!」祥伝社刊より引用)

 

 

 

 

 

 

ノーベル化学賞を受賞した根岸英一さんが、卒業した小学校を訪問した際、子供たちに語った言葉です。

「あきらめないで、夢を追いつづけましょう」

校庭の大きな木の下で、小学生達の輝く目を見つめながら、根岸さんは、はっきり、こう述べたのです。

「あきらめないで、夢を追いつづけましょう」

使い古され、何度も耳にした言葉のように思えます。

しかし、この言葉こそ、人生のひとつの原点なのではないでしょうか。

根岸さんの優しい声のトーンと、微笑をたたえた眼差しを思い浮かべながら、いつまでも胸に刻んでおきたい言葉です。

 

 

 

 

 

マサチュセッツ工科大学名誉教授、経済学博士、レスター・サローさんの言葉です。

ものを考え続ければ、いつか疑問にぶつかります。

疑問を解決しようとしなければ、進歩がありません。万有引力はニュートンの、相対性理論はアインシュタインの疑問が、発見のきっかけです。

サローさんは、「どんなに権威のある人の言葉でも、疑問があれば質問しなさい」と諭しています。

活発で透明性の高い質疑が交わされるところには、必ず成果があるものです。

私が講師をつとめる研修を考えてみても、質問の多い講習ほど、参加者の意識が高く、成果が上がる傾向があります。

「青年よ、疑問を抱け!」、「青年よ、大いに質問せよ」

有名なクラーク博士をしのびつつ、ふと心に浮かんだフレーズです。

 

                 (スクラップ整理の続編です。日本経済新聞2010年8月1日朝刊より引用)

 

 

 

 

 

 

 

冒険家、風間深志(かざま・しんじ)さん(60歳)の言葉です。

風間さんは、パリ・ダカールラリーに日本人として初参加。インターナショナル500㏄クラスで優勝。史上初の北極点、南極点までのバイク走破にも成功しました。

2004年、ダカールラリーで転倒。1年6カ月の入院中、13回の手術を受けましたが、左足に重い障害が残りました。

「落ち込んだし、生きていてもしょうがねえかなと思ったし、毎日、そんなことを思っているうちに、鬱(うつ)になったよね」

しかし、障害の残る足を引きずって、2日間かけて富士山登頂に成功。「気持ちが元気なら健常者だ」と思うようになったと言います。

その後、世界保険機構(WHO)から親善大使に任命され、世界5大陸の医療施設を訪問。4年間の旅は、66,000㎞に達しました。

 

 

 

 

 

シドニー・スミスさんの言葉です。

せっかくの才能やアイデアを生かすことなく終わってしまうのは、もったいないことです。

あなたの才能や努力、アイデアが開花すれば、喜びは、あなただけのものではなくなるからです。あなたによってもたらされる成果を受ける人々にも、喜びや幸せを与えることができるのです。

人間の英知で文明がつくられ、多くの人々が、快適さや楽しさを享受していることを考えれば、あなたの努力は、あなただけのものではないことが分かります。

スミスさんの言葉、もう少し長く紹介します。

「寒さや危険を恐れて、ぼんやりと立ちすくんでいては駄目だ。思いきって飛び込んで全力を尽くして泳ぎ渡れ!」

 

                        (ドロシー・カーネギー編「カーネギー名言集」創元社刊より引用)

 

 

 

 

 

 

 

米国カール・サイモントン博士が提唱する癌代替療法の第一プロセスは、「がんになってよかったことを数え上げる」ステップ。

がんになってよかったことなど、あるはずがない、と思って考えてみると。

「人にやさしくなれた」、「人生の意味がいままでより遥かに濃厚に感じられる」、「人の親切が身にしみる」、「見るものがすべて美しい」など、人によって差こそあれ、必ず存在する。

がんになってさえ、よかったことがあるのだ。

まして、われわれの状況が、どんなに過酷であろうと、「よい面」は必ずある。

悪い面だけを見て過ごすのか、よい面も見て過ごすのかで、人生はまったく違ったものになるのではないだろうか。

ちなみに、サイモントン療法を受けた方の平均余命は、同じような進行がんの患者に比べて、2倍も長いと言う。

 

 

 

 

 

 

セラピスト、石井裕之(いしい・ひろゆき)さんの言葉です。

なぜ、他人の期待に応えようとするのでしょう。

他人の期待に応えることで、評価をあげようとしているのです。

これは、一見、よいことのようにも思えます。しかし、他人の期待に応えることでしか、自分の存在意義を見いだせない人にとっては、とても危険な行為です。

過度に他人の期待に応え続けると、自尊心や自立心、さらには生きる自信までも失ってしまう可能性があるからです。

親の期待に応えたときだけ愛された人間が、陥りやすい罠でもあります。

他人の期待ではなく、自分自身の期待に応えることこそ、正しい道なのです。

 

                              (石井裕之著「ダメな自分を救う本」祥伝社刊より引用)

 

 

 

 

 

 

 

インド独立の父、マハトマ・ガンディーの言葉です。 

生まれた時から目的を持っている人はいません。

夢や目的は、人生のなかで、われわれ自身が決めるべきものです。

ガンディーは、タイトルの言葉で、「具体的な夢や目的を持ちなさい」と諭しています。

なぜなら、「しっかりした夢や目的があれば、進むべき道が見えてくる」からです。

確固たる目標を持たずにいると、毎日が無駄に過ぎてしまう可能性が高いのです。

人生にも、経営にも、政治にも、同じことが言えるように思えます。 

 

 

 

 

 

 

 

コピーライター、ひすいこうたろうさんの言葉です。

ひすいさんは、斎藤一人さんの言葉を引用して、次のように伝えています。

「あなたは1年前の悩みを覚えていますか?その悩みをすぐに言えますか?」

「斎藤一人さんは講演会で、1000人の聴衆にこうたずねたことがあるそうです」

「1000人の聴衆のなかで、1年前の悩みを覚えていた人はひとりもいなかったそうです」

「つまり、あなたがいま悩んでいることも、1年後にはなくなってしまうのです」

すべての悩みが1年後に解消するかどうか定かではありません。しかし、人間には、忘却という能力があることだけは確かです。

失恋がいつしか美しい思い出に変わるように、すべての悩みが忘れられるほど薄らぐことを期待しませんか。

 

                             (ひすいこうたろう著、「名言セラピー」厚徳社刊より引用)

 

 

 

 

 

 

 

サッカー選手、三浦和良さんは、17歳のころ、ブラジルで次のように諭されたといいます。

「考えるだけでとまっている人間はたくさんいる。お前もそうだ。考え、悩め。でも前に出ろ」

三浦さんが、悩み、考え、前に出て、そして到達したひとつの結論が、次の言葉です。

「学ばないものは人のせいにする。学びつつあるものは自分のせいにする。学ぶということを知っている者はだれのせいにもしない」

佐世保に住む、知人の新井さんからメールがあり、このコラムを知りました。メールには、「学ぶことって大切ですね!」とありました。

 

                                 (日本経済新聞2010年11月5日朝刊より引用)

 

 

 

 

 

 

作家で元ソニー常務の天外伺朗(てんげ・しろう)さんが、ソニー創業者、井深大さんの言葉として伝えています。

ビジネスマンは、何のために努力するのでしょうか。

生活のため、家族のため、社会のため、名誉栄達のため、それとも、仕事が好きだから?

井深さんは、「いい仕事をすると、もっとおもしろい仕事ができるようになる。これこそ人生最大のよろこびじゃないか」と、周囲に語っていました。

いい仕事をすると、周囲に、そして社会に恩恵を与え、まわりまわって、必ず自分に返ってくるのです。

 

                                      (文藝春秋、2010年3月特別号より引用)

 

 

 

 

 

 

臨床心理士、三上道代さんの言葉です。

誰にも語ったことのない悩みを、じっくり傾聴してもらうと、ストレスが解消し、ときに心の病が快方に向かうこともあります。

カウンセリングの効果です。

しかし、本人もはっきり気づかない、心の深層の悩みには、どのように対応すればいいのでしょうか。

三上さんは、次のように語っています。

「アルコールやギャンブル、買い物など依存症の背景には寂しさが存在していることが多い。依存は寂しさから逃れる手段で、この問題を本質的に解決するためには寂しさと正面から向き合い、本当の気持ちを吐き出すことが大切だ。その上で独りぼっちの自分に寄り添うことが、過去から解放され、今を自由に生きるためのコツである」

 

                (スクラップ整理の続編です。日本経済新聞2008年9月24日朝刊より引用)

 

 

 

 

 

 

執筆者プロフィール

田村仁の著書

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