2011年1月アーカイブ

 

ソニー創業者のひとり、盛田昭夫(もりた・あきお)さんの言葉、第二弾です。

「もし失敗した人間がそのことだけで刻印を押され、将来のチャンスを永久に失うとすれば、その人間は一生、人生と仕事に対する志気を喪失するだろうし、会社は、その人間がもしかしたら後にあげるかもしれない業績を失うことになろう」

「もし失敗の原因が明らかになるならば、失敗した人間はそのことを肝に銘じて忘れないだろうし、他の人々も同じ過ちを犯すこともないだろう」

と盛田さんは語っています。

仕事で失敗をせず、無難に切り抜けてきた人が会社で優遇されるとなると、チャレンジはしない方がいい、との誤ったメッセージを送ることになりかねません。

 

           (盛田昭夫、下村満子、E・ラインゴールド著「MADE IN JAPAN」朝日文庫より引用)

 

 

 

 

宮崎涼(みやざき・りょう)君の言葉です(当時、小学校5年生)。

涼君の詩、「ぼくは幸せ」の全文を紹介します。

お家にいられれば幸せ

ごはんが食べられれば幸せ

空がきれいだと幸せ

みんなが

幸せと思わないことも幸せに思えるから

ぼくのまわりには

幸せがいっぱいあるんだよ」

涼君は、重い先天性腸疾患のため、副作用の強い治療を受けながら、病院内に設置された学校に通っていました。この詩を残して、宮崎涼君は、12歳で、天国に旅立ってしまったのです。

 

             (NHKテレビ番組「プロフェッショナル・私の流儀」2011年1月24日放映より引用)

 

 

 

 

 

ソニー創設者の一人、盛田昭夫(もりた・あきお)さんの言葉です。

「私が中学生のころには、心身両面で非常に厳しい訓練がなされたものである」

「私はそれまであまり頑健なほうではないと思っていたが、訓練を受けてみて、結局それほど弱いほうではないのだと自覚するようになった。そして、自分の能力がわかると、それまでなかった自信のようなものが湧いてきた」

「精神的訓練も同じことだと思う。精神力がきたえられなければ、人間は怠惰になるばかりで、自己の可能性を発揮することはできない」

と、盛田さんは語っています。

現在、子供たち、若者たちの精神力トレーニングは、どうなっているのでしょうか?

暗記や受験のための勉学が、トレーニングの中心だとしたら、心もとない限りです。

 

           (盛田昭夫、下村満子、E・ラインゴールド著「MADE IN JAPAN」朝日文庫より引用)

 

 

 

 

米国のストレス・コンサルタント、リチャード・カールソンさんの言葉です。

われわれは、「必要不可欠ではない部分に、あまりに多くの時間とエネルギーをついやしがちだ」。それでいながら、「時間がない」とこぼす人が多い。そんな人は、「成功には直接に結びつかない雑用をする時間はひねり出している」

カールソンさんは、このように警鐘をならしています。

さらに、「いずれにせよ、「何がいまの最重要課題か」という問いかけが解決への足がかりとなる」と、提案してくれています。

ぼんやりしている時間、たあいないことを語り合う時間が大切なこともあるでしょう。しかし、その連続で終わってしまうのであれば、なんとももったいないと思いませんか。

 

              (リチャード・カールソン著「お金のことでくよくよするな!」サンマーク出版より引用)

 

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プロボクサー、井岡一翔(いおか・かずと)さんの言葉です。

井岡選手は、全日本選手権決勝で敗北し、北京五輪出場の夢を絶たれてしまったのです。その後、プロに転向し、猛特訓の日々が続いています。

「単調な毎日の繰り返しの先に、夢の実現があると信じている」

夢とは、世界王者。

井岡選手は、毎日同じ言葉を、自分にかけ続けているのです。

「毎日がもったいない。1時間も無駄にできない」

 

     (スクラップ整理の続編です。日本経済新聞2010年12月15日朝刊コラム「駆ける魂」より引用)

 

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グルナビ会長、滝久雄(たき・ひさお)さんの言葉、第二弾です。

人間の行動は、二つに分けて考えられるように思えます。自分のための行動と、他人のための行動です。

この二つの行動に、明確な境界線を引くのは困難です。他人のためと言いつつ、自分のためにしているような行動が少なくないからです。

一方、純粋に他人のための行動があるのも事実のようです。匿名の寄付行為などは、その典型でしょうか。

ところで、匿名の寄付行為などによって、いちばん満足するのは誰でしょう。行動を起こした本人ではないでしょうか。

滝さんの言葉に対して、次のような手紙を書いた合原一幸博士も、このことをよく認識されていたのではないかと拝察いたします。

「貢献心に基づく行為は義務というより権利という考えは、目からうろこ」

 

                                 (日本経済新聞2011年1月13日夕刊より引用)

 

 

 

 

再生医療の第一人者、岡野光夫(おかの・てるお)さんの言葉です。

「未来にとって、何か我々がやらなくちゃいけないことがあるとすると、それをやるために、今どういう努力をするかっていうのが重要だと思う」

「何かやれるからやるんじゃなくて、やらなくちゃいけないことってあると思うんですよ」

この岡野さんの言葉で、マーガレット・サッチャーさんのブログを思いだしました。

「我々が自分個人の人生で達成できる最大のことは、子供たちにより良い未来を残してあげることである」

 

(NHKテレビ「プロフェッショナル仕事の流儀・夢を語り、未来を切り開け」2011年1月10日放映より引用)

 

 

 

 

 

 

 

作家、村上龍さんの言葉、第二弾です。

趣味を仕事にできる人は、最高の幸せ者だ、といいます。ほんとうでしょうか。

私は、趣味だったスクーバダイビングに深入りし、インストラクターにまで、なってしまいました。その後、ダイビングショップから頼まれ、ツアーを企画し、お客様を海にお連れするようになったのです。以来、趣味が仕事に変わりました。

仕事には、必ず、責任と義務がつきまといます。私にとってダイビングの楽しみが次第に失われ、責任と義務が大きくなっていったのです。

確かに、「本当に好きなことをやるとき能力は全開となる」のだと思います。

しかし、もし、それが仕事であるのなら、「自分の仕事をほんとうに好きになれる」人こそ、最高の幸せ者なのではないでしょうか。

 

             (テレビ東京「カンブリア宮殿」2011年1月6日放映、「ニッポン人よ、大志を抱け!」より引用)

 

 

 

 

 

 

 

作家、村上龍(むらかみ・りゅう)さんの言葉です。

夢が夢である限り、実現しない。

夢が目標に変わったとき、実現可能となる。

「どうしたらできるようになるか」を考え、「いますぐやる」からこそ、実現に向けていま始動する。

今年の抱負を夢のまま終わらせるのではなく、目標に変えてみようじゃありませんか。

 

      (テレビ東京「カンブリア宮殿」2011年1月6日放映、「ニッポン人よ、大志を抱け!」より引用)

 

 

 

 

 

ぐるなび会長、滝久雄(たき・ひさお)さんの言葉です。

会社を4年で辞め、ベンチャーを目指して最初にしたのは、「楽をして成功できる方法を研究すること」

豊田佐吉の資料を展示する部屋を見て、考えが変わった。「年月を重ねるほどすさまじい進化を遂げていく」自動織機を目の当たりにして、「楽などという言葉は感じられず、その対極にあるようにすら思えた」

「楽をして成功する方法を探す私の旅に終止符が打たれた」、「失敗も、無駄と思える頑張りも必要なのだ」

「今年も労を惜しまず新しい何かに挑戦したい」

久しぶりに骨のある、また感動させられるコラムに出合いました。

 

                  (2010年1月6日、日本経済新聞夕刊、コラム「明日への話題」より引用)

 

 

 

 

 

日本ハム球団社長、藤井純一(ふじい・じゅんいち)さんの言葉です。

「一貫して心がけているのは「夢」と「現実」をどう両立させるか」

「私には球界がこれまでビジネスをしてきたとは思えない」、「魅力的なサービスは当然で「レベルの高い競技を見せればいい」という古典的な認識では成り立たない」

「お金が流れなくなった、というのは万策を尽くしたうえで言うべきことだろう」、「名ばかりの「殿様」を返上し、商売の世界にいることを認めればいい。いかなるロマンも、実現には資金が必要なのだから」

「実質的な収入は、5年で3倍になり、推進力のある組織にもなった」

新年にふさわしい「やればできる」の典型のような話です。「何をやるべきなのか」が明快かつ適切だったからこそ、いい結果がついてきたのではないでしょうか。

 

                               (2011年1月4日日本経済新聞朝刊より引用)

 

 

 

 

ファーストリテイリング会長兼社長、柳井正(やない・ただし)さんの言葉です。

「子供はそもそも自分がどのような人間か知らない存在だ。他の人との比較で初めて強みや弱みを知る」、「どこが優れているのか分からなければ、努力のしようもなく、成長もしない。比べないことは、自分以外への無関心にもつながる」

と柳井さんは語っています。

競争賛美と成果主義は、ちがうように思えます。

競争で成功するのは自主的な努力の結果であることが多いのに対して、成果主義には強制と、評価の不透明性を伴うことが多いからです。進んで競争の道を選んだとき初めて、競争が励みになり、進歩の原動力になるように思います。

企業が進歩し続けられるのは、競争に勝ち続けた結果なのです。

 

                   (スクラップ整理の続編です。朝日新聞2010年4月17日朝刊より引用)

 

 

 

 

 

執筆者プロフィール

田村仁の著書

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