精神科医、斎藤茂太(さいとう・しげた)さんの言葉です。
大災害に立ち向かう日本を、多くの海外メディアが、「不屈」との言葉で表現し、エールを送っています。
食糧や水、毛布、暖房、医療、そして情報が行き渡ったあと、必要になるのは、心のケアではないでしょうか。
「つらい出来事があったときに、ちゃんとつらい思いができる人のほうが、鈍感で何も感じられない人よりもずっと幸せである。その人は、うれしい出来事があったときにも、ちゃんと幸せを感じ取ることができるだろうから」
「だから、つらい気持になっている自分をダメだとか恥ずかしいと思うのではなく、目を明けて、耳を澄まして、身の回りで起こっていることをよく見まわしてほしい。あなたが立ち直るきっかけとなるものは、すぐそこにある」
斎藤茂太さんは、このように述べています。
(斎藤茂太著「すべてを投げ出したくなったら読む本」新講社刊より引用)


「辛い気持ち」や、「悲しい気持ち」が分かるから、「幸せ」が、感じられる…。
こんなに大変な時なのに、東京で、平然としている自分が感じる事ではないと分かりつつ…。
被害に遭われた皆様の元に、「何か」ができるならすぐにでも向かいたいのですが、今の自分には、その「何か」が、分かりません。ただただ、「気持ち」だけ一緒にいます。