2011年12月アーカイブ

 

日産自動車社長、カルロス・ゴーンさんの言葉です。

「今回の復興を見て、なぜ日本が世界3位の経済大国なのか、私個人も理解できた気がする。人々は規律を守り、コミュニティ(共同体)のために献身的に努力する。お世辞ではなく、日本のパワーを世界に示したと思う」

こう絶賛すると同時に、ゴーンさんは、日本の弱点にも言及しています。行き過ぎた円高です。

「スイスは、政府が『これ以上の通過高は容認しない』と表明することで、結果を出している。同じことがなぜ日本にできないのか」

すぐ改善すべきだと、大多数の人が思っているのに、長年放置されてきたことが、日本には山積しています。

2012年が、これらの課題解決に向けて、大きく踏み出す年になってほしいと願わずにはいられません。

 

                                 (日本経済新聞011年12月23日朝刊より引用)

 

 

 

 

iPhoneなどの開発で知られるスティーブ・ジョブズさん(2011年10月5日に逝去)の言葉です。

「クリエイティブな人というのは、先人たちが残してくれたものに感謝したいと思っているはずだ。僕が使っている言葉も数学も僕が発明したわけではない」

「先人が残してくれたあらゆるものに感謝しようとしてきた。そして、その流れに何かを追加しようとしてきた」

文明の恩恵を享受できるのは、先人たちの英知や努力のたまもの、という当然のことを忘れかけていました。

スティーブ・ジョブズさんの功績は、大切なことを再認識させてくれた、このひと言にさえあるように思えます。

 

          (2011年12月23日放映、NHKスペシャルより引用、再放送2011年12月31日17時)

 

 

 

 

 

建築家、豊川裕子(とよかわ・ひろこ)さんの言葉です。

落ち込んでしまったとき、どう対処するのか。逃げるのか、それとも、戦い抜くのかで、その後の人生が、変わってくるのではないでしょうか。

『「あの時、逃げなくて良かった」と思える日が来るから』と、豊川さんは述べています。

落ち込んでしまった、いまの自分の気持ちを、自分自身が受け入れて初めて、新しいスタートがきれる。

豊川さんの言葉から、このようなメッセージが聞こえてくるように感じます。

 

 

 

 

 

米国の女優で映画監督、ドリュー・バリモアさんの言葉です。

「私は、ずっと、私の元を去らない人を求めていました。でも、それは、自分しかいないって、やっと分かったんです。どんな時でも、私だけは私のそばにいるんだもの」

自分自身を大事にすることの大切さを、教えられる言葉です。

しかし、自分自身を大事にするのは、他人を大事にすることを抜きに考えれられないように思えます。 

 

 

 

 

 

「運動も苦手で、競争をして順番をつけるようなものが嫌い」だった田部井淳子(たべい・じゅんこ)さんが、登山家を目指したきっかけは、小学校時代、担任の先生に言われたこのひと言でした。

先生と標高約1900メートルの茶臼岳を登っていた田部井さんは、「早くなくてもいいし、競わなくてもいい。投げ出さず歩き続けていけば、いつか頂上につける。ほかのスポーツとは違う登山の魅力を感じました」と述べています。

そして、ついに、1975年、女性として初めてエベレスト登頂に成功したのです。

日本のビジネスマンが歩く速度は、世界で一番速いと言われています。そんなに急いで、どこに向かおうとしているのだろう。ふと、こんな思いがよぎりました。

 

                 (スクラップ整理の続編です。日本経済新聞2011年5月20日夕刊より引用)

 

 

 

 

キャリアステー代表でカウンセラー、千代田真紀(ちよだ・まき)さんの言葉です。

評価されるために仕事する。いい人だと思われたいから行動する。

このような行動には、挫折や失敗のリスクがついてまわります。それだけではありません。大成功し、富と名声を得たとしても、虚しさだけが残ることも少なくないのです。「見返りを期待する人生」は、「人のために歩んだ人生」の対極にあるからです。

「だれにでも、人のためになることが必ずある」と千代田さんは述べています。

見返りを期待しない行動が増えれば増えるほど、その人の心は豊かになる可能性が高くなります。行動は、その行動の動機を強化するからです。つまり、人のために何かした人は、また、人のために何かしたくなる傾向が強まるのです。 

 

 

 

 

 

 

作家、中村うさぎ(なかむら・うさぎ)さんの言葉です。

「女たちは、自分を必要としてくれる存在を欲する」

「だが、自分を必要としてくれるはずの男たちは彼女たちを理解できない。子供を生んでも、その子どもたちもまた彼女を必要とするものの、理解はしてくれない。女たちは孤独である」

男たちが、女たちを理解できないのではなく、人間たちが、他の人間たちを理解できないのではないかと、ふと考えました。

「人間は、お互いに、理解はできなくても、協力はできる」

どこかで読んだ、こんな言葉が、頭に浮かんできました。

 

                                   (中村うさぎ著「私という病」新潮文庫より引用)

 

 

 

 

 

 

 

能力開発研究家、デニス・ウェイトリーさんの言葉です。

「楽天主義は生まれつきのものではない」

「成功を求めるよりは、毎日をよりよく生きるように努めなければならない」

「人は生まれながらに内面的な価値を持っており、この価値があるからこそ、自尊心を持てる。(中略)誠意をもってこの価値に恥じない生き方をすれば、自尊心を持つことができ、その可能性は実際限りなく広がる」

楽天的に生きる人生、悲観的に生きる人生。あなたなら、どちらを選びますか。

 

                   (デニス・ウェイトリー著「自分を最高に活かす」ダイヤモンド社刊より引用)

 

 

 

 

市民ランナー、川内優輝(かわうち・ゆうき)さんが大学時代にであった監督、津田誠一さんの言葉です。

ハード過ぎるトレーニングで故障がちだった川内さんに、津田監督は、「頑張るな」と、盛んに言ったそうです。

「肩の力を抜くように促されると記録がのびた」

「単純に、気持ちがいいから川内は走る。ランニングの原初的な動機に任せて走ることが、ランナーを幸福にし、豊かになった心が好記録を生むのかもしれない」

と、新聞のコラムは伝えています。

埼玉県庁職員の川内さんは、今年の東京マラソンで、日本人トップの2時間8分37秒を記録しています。

 

                             (日本経済新聞2011年11月29日朝刊コラムより引用)

 

 

 

 

 

米国の実業家で慈善家、クリス・ガードナーさんの言葉です。

ガードナーさんは、投資家になるため、2歳の息子を育てながら、ホームレス生活を続け、トップの成績で研修を終了して、大実業家になった方です。

ビジネスウィークのコラムを書くため、インタビューしたカーマイン・ガロさんの質問と、ガードナーさんの答えをご紹介いたします。

「ガードナーさん、どうしてそこまでがんばり続けられたと思いますか?」

「大好きなこと、どうしてもやりたいと思うことが見つかれば、ああもう1日、それができると太陽が昇るのが待ち遠しくなりますよ」

いつも何となく前向きになれない事態を回避するには、自分がほんとうにやりたいこと、大好きなことを見つけるのが、いちばんの近道なのかもしれません。

 

               (カーマイン・ガロ著「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」日経BP刊より引用)

 

 

 

 

執筆者プロフィール

田村仁の著書

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