曹洞宗の元師家会会長、余語翠巌(よご・すいがん)さんが、紹介している言葉です。
「もっと根源のもの、いのちというものがあるのです。仕事をしておるから、いのちが働く。仕事をとってしまったらボケてしまうかもしれませんが、ボケならボケの人生がある」
「一心寮というところの和田重正先生をおたずねした時に、ここでは何もしていませんと言っておられました。ただ、飯を食って畑している。それだけで人間の顔がほぐれてくる。つっぱったような顔つきだった者が、ひと月もすると自然にほぐれてくると言っておられました」
仏教書を読んでいると、異次元の世界を感じます。たまには、日常性から離れてみるのも、いいものです。
(余語翠巌著「放てば手にみてり『正法眼蔵』弁道話講和」知湧社刊より引用)


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