2013年2月アーカイブ

 

米国の心理学者、ソニア リュボミアスキーさんの言葉、続編です。

「幸せになることが人生で最も大切な目的」と断言し、「人生を生きる価値のあるものにしているものは何か?」を探るため研究や調査を続けています。

そのひとつの結論が、「幸せはあなたの手の届くところにある」こと。そして、人間が幸せになる可能性の「40%」は、遺伝や過去の出来事や運命ではなく、いまなお人々の手中にある、と統計的な研究の成果として発表しています。

40%しかないと思うのか、40%もあると思うのかは、あなた次第です。

ソニアさんの本、一読の価値があります。難解な書籍ではなく、分かりやすい文章の連続です。まるで、文章教室のお手本のようです。

 

         (ソニア リュボミアスキー著「幸せがずっと続く12の行動習慣」日本実業出版社刊より引用)

 

 

 

エッセイスト、阿川佐和子(あがわ・さわこ)さんの言葉です。

私の会社では文章教室の他、マナー・セミナーも開催しています。セミナーでは、「話し方」、「聞き方」が、重要テーマです。

講師たちは、話し方を教えるより、聞き方を教えるほうが難しいと、常々話しています。技術より、人間性が出てしまうからです。

「おもてなし」には、もちろん技術的な側面があります。しかし、根源は「おもてなしする心」なのです。

「聞いてあげる」のではなく、その人のために「心からおもてなしする」気持ちがあれば、いい聞き手になれるようです

 

                 (スクラップ整理の続編です。2013年、2月1日、日本経済新聞夕刊より引用)

 

 

 

 

医師、坪田一男(つぼた・かずお)さんの言葉です。

仕事や家事、人間関係は、楽しいことばかりではありません。しかし、「夢中で心から楽しめる」ことを見つけて、没頭できれば、結果にかかわらず、いつも、楽しさに包まれるはず。

坪田さん自身、「あの人、最近、人の話を聞くようになったのよ」と、ご本人の奥さんが言うようになるほど、変化したそうです。

「夢中で、心から楽しめること」が、もしなければ、いまからでも遅くはありません。とにかく、何かに、トライしてみませんか。

文章教室の課題に、このテーマも、加えることにしました。

 

                    (坪田一男著、「ごきげんな人は、10年長生きできる」文春新書より引用)

 

 

 

 

 

 

精神科医、明橋 大二(あけはし だいじ)さんの言葉です。

親への警告として書かれた言葉ですが、上司、教師など、強い立場にある方すべてに当てはまります。

「(強く命令されれば)言いなりになるしかありません」。「これは、静かな復讐かも知れません」。

勉強でも業務でも、「自分で決めて実行するとき、一番やりがいを感じる」のを忘れないでほしいのです。

 

                               (明橋 大二著「翼ひろげる子」万年堂出版刊より引用)

 

                                

 

 

 

作曲家、川井憲次(かわい・けんじ)さんの言葉です。

「色々なことに失敗しましたが、遠回りした末にいまの自分に行き着いた」

私の知人が次のような話をしてくれました。

「息子のことですが、ひとつだけ心配してるんですよ。彼は、挫折した経験がないんです」

もし、いま、あなたが失意のなかにあるとしたら、この言葉を味わっていただきたいのです。挫折、失敗は、後から考えてみると、単なる経過に過ぎないのですから。さらに、挫折、失敗が人生の糧になることも多いのです。

 

                                   (日本経済新聞2013年2月8日朝刊より引用)

 

 

 

 

智弁和歌山、野球部監督、高嶋仁(たかしま・ひとし)さんの言葉です。

「愛情を持って手を出す、そんなことは、あり得ない。この野郎と思って、手を出すんです。じっくり、じっくり見てあげる。そういう指導が大切です」

教師、コーチ、親など、強い立場の人間が、弱い立場の人間に、体罰を加える。

高嶋さんは、体罰の動機を、「いらだつ感情の、はけ口」と、とらえているのです。

もし、そうなら、指導者として、卑怯であり、無能であることの証(あかし)ではないでしょうか。

すぐ感情的になる人、すぐ暴力に走る人の心は、「甘えている子供と同じ」、との記述を、何度か、心理学書で読んだ記憶があります。

 

                                    (2013年2月12日、NHKニュースより引用)

 

 

 

小説家、村上龍(むらかみ・りゅう)さんの言葉です。

「自分だけ幸福になろうと思っても無理なのだ。『他者に関与し、他者の幸福に寄与する』。それこそが、自分の幸福につながる唯一の道なのではないか」

私の文章教室で、「幸福とは」との課題を出したことがあります。何人かの研修生が、「他人を幸福にすることが、自分の幸福につながる」との趣旨で、作品を書いてくれました。

村上さんの主張は、「幸福の真理」なのではないでしょうか。

 

                           (テレビ番組「カンブリア宮殿」2013年2月7日放映より引用)

 

 

 

 

 

米国の心理学者、ソニア リュボミアスキーさんの言葉です。

幸福になるための近道、それは、心から感謝することだ、とソニアさんは説いています。

感謝するために訪問する。直接、面と向かって感謝する。できない場合は、手紙を書く。たとえ手紙を出さなくても、幸福度は高まる、との調査結果があると述べています。

感謝すべきことを探して、感謝すると、相手も、自分も、幸福度が高まる。私の文章塾の制作課題にも、「感謝」関連のテーマを加えてみたいと考えています。

 

         (ソニア リュボミアスキー著「幸せがずっと続く12の行動習慣」日本実業出版社刊より引用)

 

 

 

 

精神科医、斎藤茂太(さいとう・しげた)さんの言葉、第三弾です。

本が面白かったら、本にありがとうと言う。花がきれいだったら、花にありがとうと言う。こんな人を、茂太さんは「ありがとう人間」と名付けました。

「「ありがとう」をたくさんいうことは、それだけたくさんの感動に出合っていることであり、それだけ豊かな人生を送っていること」

あたりまえ、との気持ちを捨てて、ありがとう、と言ってみる。恥ずかしければ、心のなかで、言ってみる。

言い続けているうち、自分の心が、いやされるようにも思えます。

 

 

                          (斎藤茂太著「一生の宝になる7つの習慣」三笠書房刊より引用)

 

 

 

 

ポジティブ心理学の権威、島井哲志(しまい・さとし)さんの言葉、第二弾です。

「ポジティブ心理学では、私たちが、強いストレスを契機として成長する可能性を示してきた」、「人間や社会が本来もっている生きる力であるリジリエンシー(回復力)を組織の中でさらに高めることができる」

この言葉で、ジャーナリスト池上彰さんの「座右の銘」を思い出しました。

「一度地獄を見ると、世の中につらい仕事はなくなるんです。苦しい経験を若いうちにするからこそ、得られるものもある」

いまの子供たちが親に守られ過ぎて、つらい経験の機会を奪われているのではないか、と心配になります。

 

                                   (日本経済新聞2013年2月3日朝刊より引用)

 

 

 

 

ポジティブ心理学の権威、日本赤十字豊田看護大学教授、島井哲志(しまい・さとし)さんの言葉です。

「ポジティブ心理学の研究テーマのひとつは幸福感だ。私たちの研究では毎日1回以上誰かに親切にすると、自分自身の幸福感を高めることが示されている」

家族に、隣人に、友人に、そして、たまたまそばにいた人に、親切な行動をとると、自分が幸福感を得られる。この輪をひろげていけば、世の中、幸福感であふれるように思えます。

以前「感謝日記」をご紹介しました。今日やってあげられた親切について書く「親切日記」も、いいですね。

 

                                   (日本経済新聞2013年2月3日朝刊より引用)

 

 

 

執筆者プロフィール

田村仁の著書

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